虐待と誤解される蒙古斑

蒙古斑を見て通報!?こんなに違う児童虐待の概念(Sma STATION!!)
http://www.tv-asahi.co.jp/ss/14/news/top.html

また、東洋人の赤ちゃん特有の「蒙古斑」も、プールや病院などで「虐待のあざ」と勘違いされ、通報されるケースがかなり報告されています。この「蒙古斑」問題は深刻で、小さな子供を持つ日本人のお母さんは、蒙古斑とはなんぞやと英語で説明した紙を常に持っているほど。異性の親と一緒にお風呂に入るのも性的虐待、12歳以下の子供をひとりで留守番させるのも虐待、チャイルドシートをつけないのも虐待。自分の赤ん坊の裸の写真を現像に出して処罰を受けた親もいるといます。

アメリカの生活習慣などを全然知らないので「自分の赤ん坊の裸の写真を現像に出して処罰を受けた親」も極端な感じがしてしまうけど、アジア圏以外では蒙古斑を虐待のアザと間違えられる事ってあるのだな。 ちょっと恐い感じ。


(関連)
蒙古斑は幼児虐待?
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/8443/Moukohan.html

日系の小児科の先生や、幼稚園の先生は、蒙古斑についての知識があるので、あざを見てもあまり騒ぐことはないのですが、知らない先生が見つけると、「この子はあざが出来るほど折檻されている」となり、警察やSocial Services Dpt.に通報されて、係官がことの真偽を調べに家まで来ることになります。
 ここで蒙古斑の誤解が解けたとしても、係官は家の中を隅々まで見て、掃除が行き届いているか、子供は清潔な服を着ているかなど、育児するための環境は整っているかを、細かくチェックしていくことが多いようです。
 もしそれで、幼児虐待とか、親としての資格がないなどと認識されると、厳しい時は子供は手元から離されて施設に入れられたり、親が刑務所に入ったりすることになります。


蒙古斑児童虐待
http://users.rcn.com/amane/down/bostonlive18.htm

夕方になって一日の仕事を終え、夫妻が子供を引き取りにデイケアに戻ったところ、突然、別室に通されてそこで待機するようにいわれた。その時点で理由を告げられることもなく、子供にも会わせてもらえない。なにが起こっているのかわからず不安になっている夫妻のもとに、制服に身をつつんだ警察官が登場した。
「子供の背中一体から虐待の痕跡(spot)がみつかったという報告があった」と聞かされて夫妻は驚いた。この夫妻に、児童虐待の疑いがかけられたのである。
 アメリカでは、病院やデイケア児童虐待が見つかった場合、疑いであっても、発見者はすぐに警察へ届け出る義務がある。


ドイツでの出産
http://m1.aol.com/nittaseigo/g/shussan.htm

彼女はその頃まだ1歳を少し過ぎた頃でしたが、ある日、石の階段から落ちて擦り傷だらけの顔になったことがありました。運悪く、次の日から、体調が悪くなり(結局、後日、大手術という大変な病気だったのですが)医者に掛かったのです。医者の前で、長女を裸にしたら、背中に、日本人の子供なら誰でもある青いあざがあるのを医者が見つけて、急に僕と家内に対する態度が変わりました。その医者は、アジア人特有の Mongolflecken 〔=蒙古斑〕を知らなかったために、我々両親が幼児虐待をしたと思ったらしいのですね。つまり、背中に青あざ、顔に多大の擦り傷ということで、彼にとっては決定的な証拠に思えたのでしょう。危うく、警察に通報されるところでした。家内が一生懸命に説得して、事なきを得ましたが、こんな事もある、という話です。

蒙古斑で幼児虐待の容疑をかけられるというケースは私たちの時もありました。うちの場合は、幼稚園でトイレに行くのを失敗して、着替えをしてもらった時でした。

 「子どもに何か、あったのか」という婉曲表現でしたが、最初は、こちらも何のことを言っているのかわからず、分かってからも体のあざはせっかんではなく、遺伝的なものだというのを説明するのに、かなり苦労しました。警察に通報されるなんていうのは考えてもいませんでしたが、確かに、うまくコミュニケーションできなかったら、そんな可能性もあったわけですね。考えただけでもぞっとします。


虐待に間違われた 蒙古斑(もうこはん)
http://plaza.rakuten.co.jp/yumidon233/diary/200501310000/
もう...湖畔
http://montana.exblog.jp/1532281/