第4回MBS新世代漫才アワードの事をいまさら語ったりなど

月刊コミック ラッシュ9月号がどこにも売っていない。 それ以前に連休で閉まってる書店が多いので会に行く時期を間違ってしまったという感じだ。 それにしても暑い。 ということで何の脈絡もなく7月30日(日)に放送されていた第4回MBS新世代漫才アワードを見たことなどを。


優勝はNON STYLEだったけど、プレッシャーのせいなのかなんなのか今回のネタは3度とも荒かったように思えた。 自分はとろサーモンが優勝かもと思ったけれど、とろサーモンが決勝でやったすかしネタは大爆笑を取るようなものでもなく万人に受けそうなネタでもないので票が集まらなかったのは分かる気がするけどあんなに大差でとろサーモンが3位になるとは思ってなかったなぁ。(決勝はNON STYLEが705ポイント、10$が161ポイント、とろサーモンが134ポイント)  NON STYLEはツッコミの人がイキってるのをネタにしていたけど、ツッコミの人の印象自体が薄いのでイキってる事を突っ込まれてもいまいち自分にはピンとこない感じだった。(イキりというのは調子に乗っている+格好つけてるようなニュアンスの言葉です) というかそもそもNON STYLEってそれぞれキャラが立っているようでいまいち立ちきれていないような。 10$は相変わらずでそこそこ面白い、以上にはなっていないかったと思う。 とろサーモンは、3度のネタ全部個人的にすごい切れが良く掛け合いも気持ち良かったと思った。 すかしネタ以外でも十分笑いが取れるし油に乗っている感がすごくあった。 去年がピークかとも思っていたのだけれど違っていたな。 去年もメモした気がするけど今年のM-1決勝に出て欲しいコンビ。 あと、他に印象に残ったコンビでは、りあるキッズは後半たたみかける漫才だけれどうまく畳み掛けられていないように思えた。 ネタも弱いというか、昔はネタの弱さを子供が大人びた漫才をしたり、高校生っぽい日常を導入する事で普通の漫才っぽくない異化作用を起こしてしのいでいたのが異化作用がなくなりネタそのもので勝負せざるを得ない所でネタ自体の弱さが露呈してしまっているという感じなのかな。 いやよくわからないけれども。 ヒカリゴケはちょっと面白かった。こういう新人がいきなり決勝に行ったら面白かったかも、というふうに思うのは出場メンバーに新鮮味がないからでもあるのだよな。 んで、青空はかなり残念な仕上がりだった。 いまいち面白みにかける言葉をボケの人が大きな声で強調してるだけに思えてしまった。 にのうらごはネタはすっかり覚えていないけど、この3人組を見ているとなんとなく電車道を思い出す。ネタが似ているとかじゃなく存在感が。 それくらいかな。


月刊コミック ラッシュについてだけれど、日が落ちて涼しくなってからもう一度だけ、今度は漫画を専門的に扱ってる書店へ行ったら店頭には置いていなくて、たまたま店員の人が近くにいたのでダメもとで聞いてみたら在庫が残っていて何とか買えたのだった。 日曜ということもあって店頭分が売り切れていたのか、発売してから半月経っているので既に返品するつもりで店頭から引いていたのか分からないけどとりあえず買えて良かった。 ただ、もしこれからも買う場合同じような大変な思いをして買うのは面倒だなと思った。 売っている書店は1箇所だけは分かったけれども。 あと、なかむらたかしの漫画は瞳の描き方以外は他の掲載漫画と違和感が全然ないように思えた。