エウレカセブンの27話

昨日のテキストをもっと長々とするつもりだったのに、色々用事をしているうちに次の日になってしまいました。 という事でいまさらエウレカセブンの27話の事を28話の放映日に書くことになったのだけれども、こういう状態の時って今日放映の回の適当な予想をうっかり書いて全然違って恥をかける絶好のチャンスなのだけれどもそのチャンスは極力生かさないようにしつつメモを続けるけれども、28話のヘルター・スケルターは大まかには面白い話だしチャールズが死んだりホランドが逃げるのを辞めた感じだったりレントンとレイのやり取りとか魅力的な題材が一杯だったのだけど、レントンがチャールズ夫妻に出会っていた事がレントンゲッコーステイトのメンバーとの関係の中で全然生かされてなくて勿体ないと思ったり、エウレカレントンと一緒だから恐くない的な事を言ったけれど、いや元々ああいう状況で怖がるキャラデはなかったでしょうと思ったし、レイがもう一度レントンに会いたがっているのをチャールズが、養子にでもするつもりか、と言うのだけどもそのセリフはごく最近一度養子にしようとして断念した人がいうセリフではない気がするし、話の展開もセリフの細々にも今までの回との繋がりが相変わらず途切れ途切れになってしまっているなぁと思った。 カウボーイ・ビバップサムライチャンプルーなら毎回連続性のほとんど無い違う話で問題無かったかも知れないけど、エウレカセブンはザッピング的な作りをしていない話が一応繋がってるアニメだし、もっと巧く繋げていけばいいのになぁ。


で、新しくなったオープニングだけれど、最後の方でニルバーシュの肩からこぼれ落ちてる水が突然消えたりしてたし未完成のまま時間切れになってしまったのかなぁと思った。 あとエウレカが四つん這いみたいな体勢で落下していくけどその姿勢がずっと続くのが単調と思えたし少し格好が悪いんじゃないかなぁと思ったり、キャラが似てない所や最後の主要メンバー勢揃いの止め画に生き生きした感じがないのも含めて、エウレカセブンにメインで参加している人がキャラ作監をやるべきだったように思ったりした。重要な回の26話と新オープニングの制作時期がかぶっていたりとか不運が重なったりもあったのかも知れないけど、そもそも1クール毎にOPEDを作り変える方針に問題はないのかなぁ。 エウレカセブンは終わりが何話って決まっているのでまだいいけどオリジナル展開をいれつついつ終わるのか分からないジャンプアニメのオープニングとかって作り続けるのはアイデア出しも含めて大変そうな気がする。 ナルトはほぼ都留コンテ・演出でOPEDを作っているけど、ここの所アイデアが枯渇してきているように思えなくもないし。 ハガレンのオープニングや本編でうつのみや理が参加していた時には反発は無かったように思うし、今回のエウレカセブンのオープニングに問題があったとすれば誰がやったせいとかっていうよりエウレカセブンなりのクオリティコントロールが出来なかった制作状況に問題がありそうな気がする、与えられた時間・人員内で出来る演出プランだったのかという事も含めて、などと適当な事を思ってみた。


というような事とは特に関係なく今回のオープニングは何度も見返してしまった。 レントンコクピットから飛び出す所やエウレカをかばってクルって回る所とのタイミングとか音楽と一体になってすごい気持ちよかった。 エウレカセブンの一番最初のオープニングのレントンエウレカが手を繋ぐ所がうつのみや作画だったと思うのだけど、その時に、一度レントンがためらってからエウレカの手を握り握り返されるという二人の関係性が描かれていて、今回のオープニングはさらにその関係が進んだことが音楽と巧く合わせ情感を出しつつ描かれているのだと思った。 アネモネエウレカをかばうレントンを見てウッてなる描写とか、ジ・エンドの爪のある左手がブオッガシャンって戻るギミックも良かった。 今までのエウレカセブンのオープニングの中では今回の演出が一番好きだなぁ。 今日のオープニングは多少修正が入ったりしているのだろうかな。