ディズニーのアニメのピノキオを見たこととか

今となってはどんな内容だったかは言えてもどんな映像だったかほとんど思い出せないのだから、結局それほど集中して見ていなかったのかも知れないのだけれども、一週間前くらいにディズニーのピノキオを見て、見はじめた時には命が吹き込まれる前のピノキオの操り人形然とした糸と重力によって作り出されたカクカクした動きの表現や、ピノキオの良心に任命される事になるバッタの乞食紳士のよな身振りとか、原作にないゼペットじいさんの飼い猫の、おじいさんの足に近寄ってきた時や背中を撫でられたときに見せるしなりなどにわくわくさせられてこういうわくわく感って他のもっと面白いと思った昨今のアニメにはなかなか感じないなぁそういえばとか思ったりしたのだけれども、見続けて行くとロバの声の怖さとか大きな魚から脱出できた後におじいさんが打ち上げられた浜で見られる波のリアルなだけではない綺麗に再構成された表現であるとか、それなりに興味深いものがあったものの最終的な結論としては、あまり面白くなかったなぁという事になるのだった。