ドラえもんの目的はのび太を自立させる事じゃないような


昨日のダイアリーで漫画版の第1巻でドラえもんのび太に言った台詞として「きみはとしとって死ぬまで、ろくなめにあわないのだ。」というのを書いたのだけど、だからこそドラえもんがそのろくでもない未来を変えるためにのび太の元へやって来たのだよな。 それでそもそものび太を助けるのが目的で来たんじゃなくてのび太の子孫であるセワシの貧乏な生活を変えるのが目的で未来からやって来て、結果的にのび太を助ける事になったのだからのび太がいずれ自立して何でもドラえもんの手を借りずに自分で行動出来るようになったとしてもセワシの人生が変って無ければ意味無いって事なんだな。 だから、ドラえもんのび太を甘やかしてるように見えても、というか実際甘やかしてると思うけどドラえもんの元々の目的はのび太の自立では無いんだから甘やかしてる事を批判してもあまり意味が無いよなと思った。 どういうやり方をしてもセワシの生活がよくなれば良いわけだし。 ただ途中からドラえもんの心境がセワシをどうこうよりのび太を助ける方に重心が移っていくし、セワシの設定はドラえもんを未来からのび太の元へやって来させるためのほんの初期設定に過ぎないのかも分からないけど。 というかいろいろ勘違いしているかも。