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グレンラガン 第26話(Tempo rubato)
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昨日放送されたグレンラガン26話のBパートのコンテを切った平松禎史本人が、リンク先の自身のブログでその意図について語っています。 最終話がまだ残っているけど26話はグレンラガンの中ではベストエピソードといっても良いんじゃないかと思う。 面白さや盛り上がりでいえばカミナが死ぬ8話やロージェノムとシモンの戦いのある15話があるわけだけれども、Bパートは作品内の物語や主要キャラクター達の感情の流れが凄くスムーズでストレスを感じさせなくてそこが良いんだな。 それはコンテを切った本人が「トリッキーなことをして演出が出しゃばるのは避けたかったし」と語っているのでそういう意図のせいでもあるのだとは思うけれども、グレンラガンでここまでスムーズに情感を演出出来ていた回は無かったしやはり平松禎史は情緒的な表現が巧い人なのだと思う。 あと「回想シーンの比重の高いエピソードを担当することが多くて」というのを読んで確かにそうだなぁと思った。 思いついただけでも『トップをねらえ2!』の3話はチコの回想話がメインだし、『フルーツバスケット』の8話もはとりの過去話だし、原作自体が回想が多い話ばかりだけれど『蟲師』の8話もそうだし、『電脳コイル』の10話は回想メインじゃないけどヤサコの謎の少年との思い出が重要なキーとして初めて出てくる回だったし、『アベノ橋』7話はタイトルにまんま「回想」って付くし『ぷちぷりユーシィ』の26話はちょっと違うけどプリンセスを競った仲間の記憶を失ったユーシィが必死に失った大切な記憶を思い出そう=回想しよう、とする話だし本当多いかも。 っていうかユーシィの25話、26話また見たくなってきたなぁ。 グレンラガン26話は初見はそうでもないけど何度か再見するうちに泣けてきて、特にヴィラルのシーンは堪らないのだけど情感の表現的にユーシィの25話、26話に近いものがあるかも知れない。