『グレンラガン』ムック本購入。

というわけで早速買ってきたわけだけれども、本の形態がちょっとした青年漫画の単行本っぽいというか厚めのアンソロジー本っぽくて、これが本棚に入っていたらムックだと分からないかも知れない。 帯にだけムックと印刷されているし。 で、中身は全部にはまだ目を通せていないのだけれどもこのムックでの白眉は吉成曜インタビューだと思う。 他の主要スタッフが対談形式なのに1人だけ単独インタビュー、これは対談すべきメカ作監がいないからなのだろうけど、インタビューの半分近くがグレンラガンじゃなく兄に関する話になっていて、その弟の語る吉成鋼エピソードがちょっと恐ろしい。 本当に「この人に話を聞きたい」という感じ。 鋼という名前は伊達じゃないのだなぁ。 ちなみに240ページの三段目の兄貴「に」の「に」が脱字してると思う。 他には、良く見ると大体の文字は一応読めるしいずれコンテ集は出すのだろうけれども、巻末の8話の絵コンテ完全収録は確かに完全収録なのかも知れないけど画像が小さすぎると思った。 声優インタビューが短かったのでもうちょっと長めのを読みたかったかも。 でも要所は押さえられてたと思うし、シモン役の人やブータ役の人の話が印象的だった。 そういえば声優雑誌の井上・福井インタビューを読んだけど使われていた画像が2人ともなかなかの微妙な味わいだったなぁ。 柿原徹也と井上麻里菜のスチールの入っているページがなぜにこのページに、という所に入っていて構成の苦労が偲ばれた。 イントロダクションの氷川竜介の文章が熱くてとても良かった、などなど。 総ページ数270ページくらいで、2部までしか収録されていないけど充実したムック本だと思う。 『エウレカセブン』のrayline-guideや『トップ2』のムックを買ってて感じたけどアンダーセルの関わったムックは買って損はないように思う。 一番読みたかったというかこれを目的で買ったと言って良い今石・鶴巻対談は後でゆっくり読む予定。