『コードギアス』22話

ルルーシュが自分のギアスの力が拡大した事に気づかずユーフェミアに喩えで語った虐殺命令が実際の命令としてユーフェミアに発動してしまい大惨事が起こる、という展開でなかなか陰惨な話になってきた。 でも虐殺といっても死ぬのは名もない人たちでやはり主要人物達は撃たれたりしても今回も死ななかったのが気になったかな。 今回のことでいずれユーフェミアは、ギアスのせいで生きてる限り虐殺命令を出し続けてしまうだろうから死ぬ確率が高まったと思うし最終的には何人も主要な登場人物達は死ぬだろうけどでもそれにしてもコードギアスは戦争物でもあるのにレギュラー陣が死ななすぎると思うし、生死に限らずシャーリーやジェレミア、ヴェレッタの作品内での扱いや色んな謎の後回しっぷりって持ち駒を増やすばかりで問題を先送りにしてるだけのように思える。 大河内脚本は登場人物達を生かすのが巧い所が好きだけど同時に登場人物達を大切にし過ぎるきらいがあるんじゃないだろうか。 そういう事はプラネテスの時も思ったけど考えてみればプラネテスも途中話の中だるみがあったっけ。 最終的には巧く話をたたみ込んでくるとは思っているので持ち駒を腐らせてしまう事は無いと思うけれども、ここの所1つ1つの話が薄味に感じる。


全然思いつきだけどナナリーが目を瞑っているのは失明のせいじゃなくてギアスの力を発動させないためだったりして。遺跡で一瞬出てきた子供のような謎の人物もナナリーっぽく思えなくもないし。母親がルルーシュを何かの理由で殺すつもりなのを知ってナナリーが殺したとかそんな展開とか、まぁないだろうなぁ何か策略考えてたらマオに読み取られてるだろうし。 あとCCの願いはルルーシュに自分の立場を引き継いでもらって自分の永遠の生を終わらせる事じゃないかと妄想。