BLACK LAGOON23話を見て思いついたことなど

アニメ版BLACK LAGOON23話なんだけど、日本編での雪緒と銀次の立ち位置の解釈がアニメ版と自分とは違っていたなぁという印象だった。 立ち読みでさらっと読んだ程度のいい加減な掴み方ではあるんだけれども、自分的には雪緒と銀次というのは、それを本人達が本当に信じてようといまいと古い任侠の枠の中で生きようとしつつその枠の中で自滅するという解釈で、ホテルモスクワやロアナプラの流儀の生き方とは乖離してると思っていたので、雪緒が銀行強盗をした後のワゴンの中でロアナプラに憧れているような、全ての犯罪集団の道はロアナプラへ続いているような事を言うのが不思議な感じがした。 日本的な犯罪者の美学を貫こうとするからこそ最後に二人が和服姿でいる事に意味があると原作漫画では思っていて、だからアニメ版ではこのままどういうふうになるのかと思ったりしたのだけれども、アニメ版24話の予告では、レヴィと戦っている銀次は和服姿ではなかったし雪緒の格好がどうなるかは分からないけど終わり方も任侠っぽさはやはり薄れるようだな。 月刊サンデーGXで発表された日本編のアニメ版のビジュアルが、雪緒はセーラー服姿で銀次は着物ではあるけど黒いシルエットだったり、銀次の背中の刺青とレヴィのロアナプラでのいつもの格好だったりしていて、雪緒と銀次は和服姿の方が絶対格好いいしコミックスの表紙のようにインパクトあるのになんでだろうと思っていたのだけれども、元々最後の二人の着る服は原作と変えるつもりだったのだろうかなぁと今にして思ったりした。 ただレヴィと戦う銀次のシルエットが和服なので何かの事情で途中で変更になったのかもとも思う。 スケジュール的に和服をバリバリ動かすのが厳しくなりそうので逆算してそういう方向に行かない話に変えたとかって可能性もありうすのかなぁ、などなど妄想。