『エア・ギア』 Trick:16
演出 宇田鋼之介
作画監督 宮川智恵子
原画 福原恵次 冨田与四一
石川修 上野千夏
西尾公伯 小林由美
徳田夢之介 吉田政保
増田信博 福島伸一郎
呉仲平 坂本次男
新垣重文 伊藤修一
飯塚葉子
冒頭の青く大きな月を背に黒い影が飛んでるカットを見て、すぐにおっ、と思ったのだけど、アニメ版『エア・ギア』を見ていて初めて動きに魅力の感じられた回だった。 いつもは主要キャラクターのアップ等の止め絵を綺麗に描くのを重視した方向で作っていてあまり動かないしそもそもあまり枚数も使われてないアニメで動きを楽しめるタイプの作品じゃないというのもあってか余計に見ていて気持ちよかったな。 まぁ冒頭の数分で動きの見所はほとんど終わってしまうのだけども。 サメに脇役キャラが食いちぎられる辺りのガニ股だったり腕がカクカクと細長い感じのシルエットが、高谷浩利のやってた『ルパン三世』や『からくりの君』っぽい感じに少し見えたけどあの辺誰が担当したんだろう。原画の名前を検索したら冨田与四一という人がプリキュアのアクションで定評があるようで『出ましたっ!パワパフガールズZ』の変身バンクもこの人が長峯達也と担当したようだ。 ただプリキュアはほとんど見てないし『パワパフZ』の変身バンクはよく動くけど冗長で半分の長さにしたらいいのにという印象しかなかったりする。演出が宇田鋼之介という事で、演出も緩急があって良かったけど、今回だけ特別な回だから良かったのかテコ入れをしてこれから変わるのかどっちなんだろう。
関係の無い取り留めない話へ続く