マジンカイザーを見て思いついたことなど

スタッフリストをメモした後にすぐ追記しようと思ってたのに思い切り間が空いてしまったな。 ところでマジンカイザーを見ようと思ったのも、『マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍』と同じく『鴉 -KARAS-』と同じ作監の人だからというのがあって、そもそも最初はこっちの全7巻の方を見ようと思っていて、でも7巻続けて借りる事や7巻まで見て自分にとっていまいちだった場合のガッカリ感を想像すると厳しいものがあるので、同じようなスタッフで1巻で完結している『〜死闘!暗黒大将軍』を借りて様子うかがいをしてみたのだった。 ということで、『〜死闘!暗黒大将軍』がそれなりに楽しめたので、全7巻の方もレンタルしてみたのだけれども、『マジンカイザー』はビデオだと7巻あるけどDVDだと上下巻の2つ借りるだけで全部見られるのでDVDの方を借りて見てみた。 


マジンカイザー』は『マジンカイザー 〜死闘!暗黒大将軍』と比べると、全体的にロボットの巨大感や重量感が出てたし、兜甲児の声もそんなに浮いてないというか違和感が無かったと思った。 それでも兜甲児の声は今となってはどう聞いても自分にはジャッキー・チェンに聴こえてしまうけれども。 印象に残ったのは、1話だと、バリアを張った光子力研究所が攻撃される辺りのエフェクトとか4話のビューナスAが胸からミサイルを発射する所とかかなぁ。 その辺は鈴木藤雄って人なんじゃないかなぁと思う。 他は3話でボスが殺人アンドロイドに襲われた時のコミカルな動きとか、4話でころもまたボスが甲児に殴られて倒れる所とかが印象的だった。 5巻の弓教授の乗った車が襲われる所がもしかして工原しげき? 動きでそう思ったのでなくて、ただ単に『鴉 -KARAS-』でザリガニみたいのが攻撃されてたシーンに似てる気がしたのでそう思っただけなのだけども! あと6話で、所々構図というかレイアウト?が引きの構図のシーンでより引いていたりして、ロボットの巨大感がより出ていたり奥行きを生かして人が奥でだーっと走ってたりしてちょっといいなと思ったのだけども、これは6話でだけコンテの表記をされていた雄谷将仁という人の関係なのかなぁ。 最終話の7話は色々動いていたと思うのだけど全然覚えていないのだよなぁ。 最後の方駆け足で見てしまったせいもあるのだろうけど。 『マジンカイザー』全体としてはここが見所、というような所は特に無いように思うけどあえてあげればやっぱりサービスシーンも多い4話になるだろうか。 さやかがビキニ姿で誘拐される、いわゆるお色気全開な回なのだけど、全7話の中でも、熱いロボット同士や敵との戦いの回よりも一番キャラクターの線が太く描き込まれているという力の入れ所がロボットアニメとしてどうなのか的な面もあったりなかったりなのだけど。 『〜死闘!暗黒大将軍』などを見た後で無性に平成版のサイボーグ009を見たくなってかつて録画した映像の荒い49話を見返して思ったのだけど、平成版サイボーグ009の第49話『地上より永遠に』で003が「ジョー」って叫ぶシーン突然浮いてしまっていた太い線でクセのあるの作画って鈴木藤雄なのかな。