エウレカセブンのガイドブックと29話のことなど

交響詩篇エウレカセブン rayline-guide」を購入。 エウレカセブンに限らずアニメ作品の世界をより詳しく知りたいとかそういう意欲というものは好きなアニメであっても自分はあまり持たないのだけれど、このガイドブックは関係者の対談やインタビューなどコメントがわりと載っているし、メカなどの細々とした部分の設定も詳しく載っていて、それらの画像が小さくても線がハッキリとしていて見やすいし、広告はほとんど載っていないし雑誌のガイドブックとしてはかなり充実していると思う。 対談が読みたくて買ったのだけど結構面白かった。 最終話が終わった時にもう一冊出て反省会みたいなものになってたら欲しいなぁ。 この雑誌の中で南雅彦山賀博之が対談しているけど、山賀の顔が遠近感を破壊してたのが面白かった。 そしてムーンドギーが何の役に立っているのか相変わらず分からなかった。 レントンがお遣い行かされるエピソードで何かか語られてたっけかなぁ。


エウレカセブンの29話は、ホランドが出来なかったエウレカセブン内の設定の説明責任を背負ってタルホが言葉だけで今まで謎だった幾つかのことを説明し倒す回だった。 そしてレントンと同じくタルホもセリフが多いとその回が残念な仕上がりになるようだと気づいたのだった。 タルホが何のために戦争しているのか知ってるのって言ったけど、むしろレントンになぜ今まで教えてくれなかったかと聞かれるべき立場と思うし、知りもしないのに戦えるのって言われても、タルホ達はレントンを戦争に巻き込んだ側でレントンは既に何度も戦っているし月光号へ帰ってきた事も喜んでたじゃないか、とか、相変わらず細々と気になってしまった。 メンバーがほぼ全員揃ってる所でああいう月光号やエウレカの核心に触れる話が展開されたのは、1部の人しかいない場で語られる事でゲッコーステイトの人によって情報格差が出て話の展開が複雑になりそうなのを防ぐためなのかも分からないけど、ただただタルホがデリカシーのない人に見えてしまっただけなのではないだろうか。 ホランドの代わりに今度はタルホがヒステリックになりそうな。


話は変わるけどムーンドギーがトイレで叫ぶ所が今回の最大の見所だったかなぁ。 んで先週の予告を見てナルトでもこういう絵柄の回があったなと思っていたらナルトに参加した事のある人の作監の回だった。 あとレイの髪形の簡潔なデザインもどこか手塚治虫の女性キャラっぽいと思ったけどドミニクもメルモっぽい髪形だったのだな。 全然気づかなかった。


∽ ∽


プロダクションI.Gマガジン」を少しパラパラっと立ち読みしたけど、沖浦啓之の描いたイラストが載っていて新作準備中と書いてあった。 今準備中なら何年後完成して完成した後何年後公開されるのか甚だしく気になった。 この雑誌自体は、ちゃんと読んでないし何とも言えないけど載っている画像が小さめなのが多いのと、細々とした特集記事が多くて1260円というのが内容に比べて少し高いかなと思えた。 押井守の対談は長めだったし面白そうなインタビューはあったからちゃんと読むとまた印象が変わるかも。


タグを閉じ忘れてテキストが中央寄りまくってて焦りました。

      • -

パラキスの10話コンテ・演出って平松禎史