アニメとアニメのBGMなど

トップ2の#4が発売されレンタルも開始されたのだけれども、例によってほかの人達に先を越されまくってしまってまだ見られていない。 でも#3の事をまだメモしていないしまだ見られなくてもいい感じ、といいつつ木曜、金曜とうっかり返却されてないか何度かレンタルショップに通ったりしていたのだった。


ところで、アニメ関係のことで少し調べたい事があって図書館でアニメージュの今年分のバックナンバーを7冊くらい細かくチェックしたのだけど、アニメを紹介している1ページ2ページに関係者のコメントがかなりまめに載っていてやはり関係者のコメントが多いのがアニメージュの特徴なのかなぁと思った。 でもたとえばガイナックスこれが私の御主人様とかは声優のコメントがあったくらいでほかの監督などのコメントが全然載ってなかったようだし、トップをねらえ2!は記事自体がほとんど無くて、あっても最後の方のDVDの感想を5人が語ってるページに取り上げられているくらいだったな。 GAZOでカレカノ特集してた頃が懐かしい。 それはともかく、全然関心のないアニメの関係者の記事を読んでいて妙に見たくなったアニメが幾つかあったのだけど、英国戀物語エマもその一つで、音響監督のコメントを読まなかったら見なかったと思う。 エマは生活上の色んな音を逐次丁寧に当ててるのが面白くて、話は進めなくて良いから料理したり掃除したり生活描写をもっと続けて欲しいと思ってしまう。 そういえばBECKも、BGMを使わなかったせいもあって街の静かな喧騒などが良く聴こえてくるアニメで最初そういう所がちょっといいなと思ったけど、続けて見ていると喧騒の音が単調だった気がする。 あと蟲師の1話を先週見て、OPの曲はいかにもネオアコって感じの曲ですごく好きなのだけど蟲師にはちょっと合ってないんじゃないかと思った。 でも歌詞が分かる日本語の曲もまた相性が難しいのだろうと思う。 恋愛の歌詞は違うだろうし、疑似土着的な音楽に乗せて情念や暑い国っぽいポジティブさを歌うのももっと合わないと思うし、OPもインストで良かったんじゃないかと思ったけど、エンディングでかかってるピアノの音もまた合ってなく聴こえたのだよな。 ピアノの音があんなに合わなく感じるアニメとは思わなかった。 エンディングの曲は毎回変わるらしいけど。 自分は原作が好きなのでアニメ版の蟲師をちょっと普通に見られていない所があるし好みもあるんだろうけど、アニメの和物の作品にうまく音楽を当てるのって難しいのかなと思った。 実写だと俳優の顔が現代的だったり映像がどこか古風に見えなかったりして現代的な音楽がかかっても中和されてる部分があるかも知れないなぁ。 音楽については全然考えたことなかったけどサムライチャンプルーもああいうふうに似非時代劇風味にしなければブレイクビーツとかすごく違和感を感じていたかも知れない。 個人的にサムライチャンプルーの時代劇の外し方っていうか時代劇を茶化したいかがわしさの描き方が苦手だったのだけど、アニメ内でかかってた音楽にとってはあれが良かったのかも。 あまり関係ないけど一昨日かな、サムライチャンプルーをやっと最終話まで見られたのだけども、結局20話21話だけが特別良い回で、最終話近辺もそれらを超えることはなかったな。 斬り合う事の怖さとか強い敵って感じが最後の敵達や彼らとの戦いには20話21話ほど感じられなかったし、フウの父親や公儀最強の男やムゲンを追ってきた頭のおかしな人達も印象がどっかしら薄いと思えた。 公儀の男や向日葵に顔を隠してフウの前に現れた男達は24話での方がなんか凄いって気配が感じられてたのだけど25話になってからそういう気配が無くなってしまったような。 そういう印象は24話を見てから25話26話を見るまでの間が空いたせいもあるのかも知れないけど、フウの父親や最後の敵達の印象の薄さって、同じ監督のカウボーイビバップの最後の方で主人公であるスパイクにとっての運命の女がついに現れた時に、美形だけど主人公が思い続けるにはどこか魅力に欠けて見えたのに似てると思った。 特別な人間という気配がないっていうか。