エウレカセブン26話リバーシブル

それにしても26話は見ていて気持ちの良くなる回だった。 エウレカがリフボードで腰を安定させつつ上半身や足のバネでバランスを取ってトラパーの波に乗ってる感が出てるアクションやキャラクター達の表情、特に、というかほとんどエウレカの表情なんだけど、微妙な表情の変化が描かれていて良かった。 今回は要所要所で枚数をかけて描かれていて、その作画が、良い意味で、ケレン味があるとか部分的にどこか突出しているというたぐいのものではなくって、その物語でのそこここのシーンやキャラクター達の感情表現に適した表現になっていて、そのことが、見ていて話の流れに気持ちよく乗れたりキャラクターの感情を受け止めやすくさせていたと思う。 エウレカが落ちてからレントンに告白するまでの流れが特に良かったけど、レントンやエウレカがお互いの名前を叫び合う空中のシーンなんて、普段のこのアニメならレントンが叫んで表情が変化すると、過剰に思えて引いてしまうのに全然そういうこともなくて、レントンの感情が不快さなしに凄く伝わってきて良いシーンだった。 エウレカが落ちつつ誰かが自分を呼ぶ声に気づいてそれがレントンだと分かって表情が変わり手を伸ばすシーンは、何度見てもいいなと思う。 でも自分が一番盛り上がるのはチャールズが言った「レイの望むものは、全て！」って辺りだったりする。　あと軍やチャールズ夫婦のシーンが入るタイミングが良くて、特にチャールズやレイが出てくるたびにどんどん盛り上がっていくのが気持ちよかった。 あと関係ないけどホランドがレントンを嫌ったりレイがエウレカを嫌うのは、過去に因果関係が全くなくてもそれぞれ親代わりとしては自分の子の恋人に対する舅、姑的な感情として起りうるだろうなと思った。

既に26話を見て思ったことはメモしているのだけれど、メモした事に少し言い足りてないと言うか、言い間違ったというか、違和感があったというか、作画よりも重要な事があったのでそっちについて語りたかったというか、というかとにかく何となく少し別の事をメモしてみました。 毎週エウレカセブンの放送日に26話の違う感想をメモしてやろうかしら。 自分が困るけど。 前回メモしたものはこちら。
http://d.hatena.ne.jp/cure/20051017