献体その後

叔父の体を献体してそれがいつ帰ってくるか分からないという話をこの前メモしたのだけれども、結局帰ってくるのは3年後という事なのだそうだ。 3年は長すぎるなぁ。 献体の案内的なものは時々メディアで見かけるけれども、献体した場合に遺骨で返却されるまで時間が掛かるという話ももっと広まった方がいいように思う。 ところで、献体について調べたのだけど、自分は献体というのは困っている人に臓器提供するものだと思っていたけどそうではなくて、大学病院の研究、実習用に提供するのだそうだ。 勘違いしてた。 なぜ返却に時間がかるのかは下記のリンク先に載っていた。



ご遺骨返還の時期と方法
http://www.m.chiba-u.ac.jp/class/bioenvmed/shiragiku/kentai.html#10

 献体された後ご遺骨がご遺族に返還されるまでの期間は、大学によって多少差がありますが、千葉大学の場合1年から2年程度です。これは次のような理由によるものです。


1.防腐処置等の解剖準備期間として、3ヶ月ぐらい必要です。
2.実際の解剖実習期間として、4ヶ月ぐらいを必要とします。
3.実習は大学の時間割に沿って行われるために(例年4月〜7月)、その年の実習に間に合わない時には、次回の実習が行われるまで大学に保管されることになります。


 解剖実習終了後、ご遺体は一体ごとに大学側で丁重に火葬し、ご遺骨をご遺族にお返しいたします。さらに、献体された方々のために毎年10月頃、大学の公式行事として慰霊祭が行われています。