「ミッフィー」あるいは「うさこちゃん」 二つの名前を持つうさぎ。


ミッフィー展」開幕、東京・松屋銀座で5月9日まで
http://www.asahi.com/event/TKY200503250160.html
50 years with miffy―ミッフィー展 -コンセプトと作品紹介
http://www.asahi.com/event/miffy/gallery/
開催スケジュール
http://www.asahi.com/event/miffy/schedule.html

2005年4月27日〜5月9日 東京・松屋銀座
2005年8月3日〜16日 大丸ミュージアムKOBE
2005年8月18日〜30日 大丸ミュージアムKYOTO
2005年9月14日〜19日 名古屋・名鉄百貨店本店
以降2006年秋まで、北海道、近畿、中国、四国などで開催予定

関西方面に来るのは8月か。


うさこちゃんミッフィー
http://www.fukuinkan.co.jp/ninkimono/bruna/miffy.html

他社から出版されている本やビデオで、うさこちゃんミッフィーとよばれていることにお気づきのかたがいらっしゃるかもしれません。うさこちゃんのもともとの名まえはオランダ語でネインチェプラウス。ネインチェは「うさちゃん」、プラウスは「ふわふわ」という意味です。ミッフィーという名まえは、うさこちゃんの絵本がオランダ語から英語に翻訳されたときにつけられた名まえです。


日本では出版社によってこのうさぎの名前が違う、というのはわりと有名な話みたいだけれども、自分はそれについて考えたことほとんど無かったなそういえばというか、昔ミッフィーという名前でやたらメディアに出てきた時に自分の中で変な感じがしてたと思うのだけど、うさこちゃんの絵本自体そんなに熱心に読んでたとか好きだったとかではなかったからな。 ただ子どもの頃うさこちゃんとかの本のシンプルさがなんか気になって仕方なかったのははっきり覚えてる。 URLの記事内容とは全く関係ないな。 福音館書店版が「うさこちゃん」でそれ以外はミッフィーという事らしい。


2005年4月28日の朝日新聞17ページの文化欄の記事によると、オランダ、ベルギー、ルクセンブルグの3ヶ国ではオランダ語版の原題である「nijntje(ナインチェ)」名で出版されていて、それ以外の国では英語版の「miffy(ミッフィー)」になっているそうだ。 その呼称の違いというのは、原題名で出版している3ヶ国は、原作者の著作権を管理しているメルシス社の子会社が直接出版していて、他の国では、原作者の著作権管理をしている会社と契約したそれぞれの国の出版社が、英語版のミッフィーを翻訳して、出版しているからのようだ。

ではなぜに福音館書店版では「うさこちゃん」名なのかというと、福音館書店は原作者のディック・ブルーナ著作権管理会社であるメルシス社(71年設立)が出来る前から、ブルーナの絵本を翻訳出版していて、64年に世界で最初に翻訳出版したからのようだ。 つまりその頃にはまだミッフィーという名称は無かったという事なのだな。


あと、今のところ、

ブルーナさんの子うさぎ絵本のうち、日本での翻訳は26冊。 「うさこちゃん」が14冊。 「ミッフィー」の12冊より多い。 (朝日新聞2005年4月28日朝刊17ページ)

との事。
ミッフィーという名前は絵本よりキャラクターグッズの印象が強いと思う。
まぁこの話は元の新聞の記事を読んだ方が分かりやすいんじゃないかと思うのだけども。


他に同じ新聞記事について書いている人がいたのでリンクしてみた。

うさことミッフィー
http://blog-k05324.ameblo.jp/entry-21a7edc17b4850d11ce458cc7637711b.html



あと、うさこちゃん絡みで検索していたらこんな質問を見つけて面白かった。


翻訳小説について質問です。
私は英語がわからないので洋書については翻訳ものを読むわけですが、それでも読んでて「同じ作品で訳者が違う場合」「同系シリーズで訳語が異なる場合」など訳の不自然さからとおもわれるひっかかりを感じることがあります。 皆さんはそういうことありませんか? もしありましたら教えてください。(以下省略)
http://bk1.hatena.ne.jp/1096729048